会頭あいさつ

時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
2026年(令和8年)5月30日(土)・31日(日)の両日、京都テルサを会場に「第32回日本保育保健学会2026 in 京都」を開催します。
本学会は、「いのち」と「えがお」を守る保育 ~子ども・保護者・保育者そして地域社会のために~ をメインテーマに掲げ、保育に関わる多くの関係者が一堂に会して研鑽と交流を深める場にしたいと考えています。

保育現場での重大事故は年間3000件近く報告され、毎年預けられた命が失われています。
保育の現場で必要な「いのち」を守るための基調講演(大野 美貴子先生)、シンポジウム(乳幼児の突然死予防)、セミナー(保育現場の防災・防犯)、教育講演(ヒヤリ・ハット、小児歯科、医療的ケア、性教育)を企画しています。

楽しい子育てを応援し、関わる人々それぞれが「えがお」で日々過ごせるためのシンポジウム(保育現場の疑問にお答えします)、特別講演(成田 奈緒子先生、明和 政子先生、吉田 穂波先生)や市民公開講座(絵本作家の長谷川義史さん)も準備しています。
 
次世代の子どもを守り、育てることは我々、大人の責務です。保育が子どもの最善の利益を保障し、子どもを育て、未来の地域社会を作る誇りある仕事であることを再認識する機会となることを目指します。そして保育現場が地域の子育ての安全基地となることを願っています。
 
本学会の趣旨をご理解いただき、ご後援、ご寄付、ご協賛などを通して開催へのご支援、ご協力を賜りたくお願い申しあげます。

謹白

第32回日本保育保健学会in京都
会頭 高屋和志

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